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ノーベル文学賞2016にボブ・ディラン!ガロ「学生街の喫茶店」の歌詞にも!村上春樹受賞ならず

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2016年のノーベル文学賞の受賞者は誰になるのでしょうか。

本日10月13日の日本時間20時にノーベル文学賞の受賞者が発表されます。

速報!ノーベル文学賞受賞者はボブ・ディランさんです。

目次

村上春樹、ノーベル文学賞2016なるか!

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2016年のノーベル文学賞の発表が10月13日に行われます。

ノーベル賞はアルフレッド・ノーベルの遺言に従って

1901年から始まった世界的な賞であり

物理学、化学、生理学・医学、文学、平和および経済学の6部門があります。

 

ノーベル文学賞はその中の一つで、文学の分野において理念をもって創作し、最も傑出した作品を創作した人物に授与されます。

ノーベル文学賞となれば、毎年有力候補に名前が挙がるのが村上春樹さんです。

村上春樹さんの作品はこの時期になると書店の店頭に並び、目にしない日はありません。

 

村上春樹さんは1949年1月12日生まれで現在67歳。

京都市出身で早稲田大学第一文学部映画演劇科を卒業しました。

両親が国語教師のため、逆に欧米文学に傾倒し、世界文学全集の様なものを片っ端から読んだり、大学時代も外国の映画の脚本を読み漁っていたそうです。

1971年には妻となる高橋陽子さんと結婚し、1974年には国分寺でジャズ喫茶「ピーター・キャット」を開店されました。

1978年にジャズ喫茶を経営しながら小説を書き始め、1979年には『風の歌を聞け』で群像新人文学賞を受賞してデビュー。

1987年発表の『ノルウェイの森』は2009年時点で上下巻1000万部のベストセラーとなりました。

村上春樹さんの代表作には『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』などがあります。

イギリスの大手ブックメーカー「ラドブロークス」では村上春樹さんがトップでしたが、現在はケニアのグギ・ワ・ジオンゴさんが上位になりました。

村上春樹さんがノーベル賞受賞なるかに注目が集まります。

追記 2016年のノーベル文学賞受賞者は初の音楽家、ボブ・ディランさんです。

ノーベル文学賞の過去の受賞者は?

ノーベル文学賞の過去の受賞者について調べてみました。

2010年以降のノーベル文学賞は以下の通り。

2010年 マリオ・バルガス・リョサ(ペルー)

2011年 トーマス・トランストロンメル(スウェーデン)

2012年 莫言(中国)

2013年 アリス・マンロー(カナダ)

2014年 パトリック・モディアノ(フランス)

2015年 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ(ベラルーシ)

日本人では川端康成さんが1968年に、大江健三郎さんが1994年に受賞しています。

有力候補として名前が出るものの推測であり、公式な発表ではありません。今回もブックメーカーのトップである、グギ・ワ・ジオンゴさんが受賞するのではないかと予想されています。

 

グギ・ワ・ジオンゴがノーベル文学賞候補!作品は?

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イギリスの大手ブックメーカー「ラドブロークス」でトップに名前が挙がっているのがケニア作家のグギ・ワ・ジオンゴさん。

どんな方なのでしょうか。

ジオンゴさんは東アフリカで当時最高峰の東アフリカ大学英文科に在学中、創作活動を始め、1964年に『泣くな、わが子よ(英語版)』を発表しました。

大学卒業後はイギリスのリーズ大学に留学し、主に西インド文学を専攻。その後はナイロビ大学などで教鞭を執り、その後ナイロビ大学文学部の文学科長となりました。

現在はニューヨーク大学、カリフォルニア大学アーバイン校などで比較文学と演劇を教えているとのことです。

ジオンゴさんは過去にアジア・アフリカ作家会議が主催していた国際的な文学賞であるロータス賞を受賞していたこともあり、ノーベル文学賞を受賞する可能性も高いです。

ジオンゴさんの著書には

泣くな、わが子よ(英語版)』(1964年)

『川をはさみて』(1965年)

『一粒の麦』(1967年)

『血の花びら』(1977年)

『したい時に結婚するわ』(1977年)

などがあり、日本語に翻訳されたものも発売されています。

 

ボブ・ディランはガロ「学生街の喫茶店」の歌詞に!

2016年のノーベル文学賞を受賞したのはボブ・ディランさん

ボブ・ディランさんは「アメリカの音楽の伝統の中に新たな詩的表現を生み出した」として選出されました。

初の歌手での受賞ということで、今後作家だけではなく歌手にも与えられるのではないかと候補の幅が広がりますね。

 

ボブ・ディランさんは1941年アメリカ・ミネソタ州生まれ。

出生名はロバート・アレン・ツィンマーマンですが

後にボブ・ディランに改名しました。

 

1960年代から活動しているボブ・ディランさんは

フォークソングの代表格として知られ、

反戦運動や人権活動にも大きな影響を与えました。

 

メッセージ性の強い「プロテストソング」を次々と発表し

「風に吹かれて」「ライク・ア・ローリング・ストーン」など

数々の名曲は日本を含む世界各国で広く知られています。

 

『グラミー賞』『アカデミー賞』をはじめとする賞を受賞をしているほか、

2008年には『ピュリツァー賞』特別賞にも輝いており、

ノーベル賞候補としても過去に名前が挙げられていたようで、

今回ついに受賞となったようです。

 

ボブ・ディランさんのノーベル文学賞受賞後は日本ではガロの「学生街の喫茶店」がネット上で話題に。

何故かというと、歌詞で「ボブ・ディラン」が入っているんですよね。

ガロは1970年から1976年までの6年間活動していたフォークグループで

堀内護さん、日高富明さん、、大野真澄さんの3人が所属。

この曲を思い出したという方は年代がバレます(笑)

 

10/30追記

今まで連絡がつかなかったボブ・ディランさんですが、ノーベル賞を受け取る意思を示しました。

沈黙が長かったことから辞退するのでは、とも考えられたため

安心した方もいれば、がっかりした方もいるようです。

とはいえ、何も言わずに式にも出なかった場合は今後音楽家への受賞がなくなる可能性もあったのでホッとしました。

ただ授賞式に出席するかどうかはまだはっきりしていないようですね。

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