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博多駅前の道路が陥没?原因や影響、被害は?工事業者や復旧は?【画像】

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福岡市博多駅前の道路が11月8日に突然陥没しました。現時点ではケガ人はいないということですが、その原因は一体何でしょうか。

理由や工事業者、復旧にどのくらいかかるのかを調べてみました。

目次

博多駅前の道路が陥没!?理由や原因は?

11月8日の早朝、福岡県福岡市博多区のJR博多駅前の道路が突然陥没。

徐々に穴が広がり、10時過ぎの時点では、

長さ約30メートル、幅約27メートル、深さ約15メートル

かなり巨大な穴になっています…!!

時間が経つにつれて穴も大きく拡がっています。

今後も陥没範囲が広がる可能性もあり、

影響がどこまで出るのかわかりません。

周囲のオフィスビルには避難勧告が出ています。

 

原因については明らかになっていませんが、

福岡市交通局によると市営地下鉄の延伸工事中だったとのこと。

 

地下約30メートル地点を掘削機で掘っていたところ、

水が噴出したため工事を中止。

博多署に要請して付近を交通規制した約5分後に道路が陥没しました。

 

博多区では過去にも同じような陥没事故があり、

その時の理由は工事中のたて杭への土砂流出。

今回も工事中だった周辺での陥没であり、工事と何らかの関連があると見られています。

 

専門家によると、水が流れていることから、

地下水が流れる地層にぶつかったのではという意見も。

大量の水で道路下の土砂が流出して陥没につながった可能性があるとの見方のようです。

博多駅陥没の影響や被害は?

陥没した場所は博多駅駅から西に約200メートルほどの市道。

博多駅前2丁目交差点付近、通称「博多駅前通り」の車道が大きく陥没。

早朝の時点では片側2車線だったのが、車道全体に広がっているんです。

恐ろしすぎ……!!

 

博多口交差点から博多区役所南口交差点の区間においては

全面通行止めとなっています。

 

博多市交通局によると

陥没場所付近の上水道,中水道,ガス中圧管を停止しているものの、

現時点でケガ人はいないとのこと。

 

発生時間が早朝だったこともあり、駅前はバスも走っていなければ

通勤の車もなかったようですね。

工事業者が早急に連絡して交通規制が取られていたこともケガ人が出なかった理由だと思います。

あの穴に落ちたらと思うとゾッとしますね…

 

事故現場周辺にはオフィスビルが並んでおり、172戸が停電。

また、福岡空港の国際ターミナルでも一部停電が発生しました。

どうやら国際ターミナルの送電線が博多駅付近の地下を通っていたようです。

九州電力は停電と陥没事故の関連性を調査するとともに復旧作業を進めています。

 

またNTT回線や銀行のオンラインシステムにも障害が出ています。

交通に関してはJR博多駅は平常通り列車が運行しているとのこと。

 

博多駅前の工事業者はどこ?復旧は?

博多駅前では市営地下鉄の延伸工事中だったとのことですが、

工事は業者が共同で行っていたようです。

延伸工事が原因で博多市が謝罪をしましたが、

水漏れの原因については地下水に当たったのか、水道管の破裂なのか、

原因を調査中とのこと。解明と復旧に時間がかかりそうですね。

 

通行止めについては期間は現時点では決まっていません。

あれだけの陥没ですから時間がかかりそうです……

11/11追記

交通規制の解除は14日の夕方か夜頃と見通しが立ったようです。

市長の早急で誠実な対応が素晴らしかったですね。

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