松坂桃李さんが出演の映画『ツナグ』が2月3日の金曜ロードショーで放送。
『ツナグ』が公開されたのは2012年ですが、この頃から松坂桃李さんの演技は素敵ですね。共演者の中では樹木希林さんや橋本愛さんの演技も評判がいいですよ。
『ツナグ』はラストまで目を離してはいけません。エンディングの演出も素敵なんです。
どんな作品なのか、樹木希林さんのラストのセリフは何なのかについて調べてみました。
目次
「ツナグ」アイ子役の樹木希林の演技力がうまい!
『ツナグ』は2012年10月に公開された映画。
主人公は大切な人を失った人と死者を仲介する仕事”ツナグ”の見習いをしている男子高校生・歩美。
歩美を演じるのは松坂桃李さんです。そして歩美の祖母・アイ子を演じるのは樹木希林さん。
樹木希林さんが演じるのは現役のツナグの使者・渋谷アイ子。
“ツナグ”とは、生きている人が会いたいと望む、すでに死んでしまった人との面会を仲介する使者を表す言葉。「金ならある」と横柄な態度で亡き母親に会うことを希望する中年男性・畠田。自転車事故で死んでしまった親友に聞きたいことがある女子高生・嵐。突然失踪した恋人・キラリの安否を確かめたいサラリーマン・土谷。歩美は、実は“ツナグ”を祖母のアイ子から引き継ぐ見習いで、その過程で様々な疑問を抱く。会いたかった死者に会うことで、生きている人たちの人生は変わるのだろうか? そして死者は? その疑問は、自身の両親の不可解な死の真相へも向けられていく――。
クライマックスの、歩美さんとアイ子さんのシーンでは本読みから涙ぐんでしまったという平川監督。松坂桃李さんには、アイ子さんのために両親を亡くした悲しみは心の奥にとどめて演じてもらったそうですぅー#ツナグ #kinro #松坂桃李 pic.twitter.com/RkR3QuS0Tm
— スタンリー@金曜ロードSHOW! 公式 (@kinro_ntv) 2017年2月3日
松坂桃李さんにとって樹木希林さんとの共演は「一緒にお芝居をしたというより、一緒に日々を過ごした感覚」だったそう。逆に依頼人役の役者さんとは、役作りのため意識的に現場で会話をしないようにしていたそうです。#ツナグ #kinro #松坂桃李 pic.twitter.com/BxUTJfr7tL
— スタンリー@金曜ロードSHOW! 公式 (@kinro_ntv) 2017年2月3日
『ツナグ』での樹木希林さんの演技が凄かったですね。
アイ子にぴったりのキャスティングです!
「ツナグ」樹木希林(アイ子)の最後のセリフは誰の言葉?エンディングが凄い
『ツナグ』で祖母・アイ子(樹木希林さん)の最後に言うセリフ。
誰の言葉なのか調べてみたところ、
ヘルマン・ホイヴェルス氏の詩「最上のわざ」
であることが分かりました。
アイ子さんが時折口にしているのは、ヘルマン・ホイヴェルス神父の「人生の秋に」という随想集に収録されている「最上のわざ」という詩です。神父の友人による作品で、樹木希林さんのアイディアで映画に取り入れられたそうですぅー!#ツナグ #kinro #松坂桃李 pic.twitter.com/zhg4MD0T5k
— スタンリー@金曜ロードSHOW! 公式 (@kinro_ntv) 2017年2月3日
ヘルマン・ホイヴェルス氏はドイツ人の神父ですね。「最上のわざ」は収載したホイヴェルス随想選書『人生の秋に』に収録されています。
樹木希林さんが最後に述べる言葉はこちら。
この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、おのれの十字架をになう。
若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても、
ねたまず、
人のために働くよりも、
謙虚に人の世話になり、
弱って、もはや人のために役だたずとも、
親切で柔和であること。
老いの重荷は神の賜物、
古びた心に、
これで最後のみがきをかける。
まことのふるさとへ行くために。
引用『人生の秋に』 ヘルマン・ホイヴェルス著より
このエンディングの演出に絶賛する人が多数います。
読めば読むほど深い詩ですね。
しかし!金曜ロードショーでは重要なラストの部分がカットされていました!
期待したぁーーーーー!!!
coco
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