立川で発生したノロウイルスによる集団食中毒。
原因は学校給食の刻みのりでした。
ノロウイルスの感染原因は刻みのりの加工業者「いそ小判海苔本舗」の社長が嘔吐後に素手で触ったことによるものということも判明。
食品を扱っているのに衛生管理ができていなくて恐ろしいです・・・!
でも実は衛生管理をきちんとできていないところって少なくないんですよね。
今回の一見で食品関係者がより厳重な衛生管理体制をとってくれるといいのですが。
目次
いそ小判海苔本舗の社長は誰?フジテレビで謝罪
今回の集団食中毒の原因となった刻みのり。メーカーは「東海屋」加工は「いそ小判海苔本舗」でした。
いそ小判海苔本舗ではのりの裁断を請け負っていたのですが、その裁断を素手で行っていたことが明かされました。
いそ小判海苔本舗は社長が一人で経営している会社です。のりの裁断をしていたのも社長自ら。
しかし、この社長ときたら嘔吐してノロウイルスに感染している自覚がありながら、のりを素手でつかんで機械に入れていたんです!
理由はのりが一枚一枚つかみにくかったから。
ノロウイルスの危険性は食品に従事していれば考えなくてもわかるはずです。
なのに嘔吐処理もせず、手袋もせず、素手で触るという行為が信じられません!消費者を甘く見ているんじゃないでしょうか。
いそ小判海苔本舗の社長である片木健雄(かたぎたけお)さんはフジテレビの取材に対して自分が悪かったと謝罪。
片木さんの年齢は70代で結構なご高齢です。しかし人の命にかかわる以上年齢は関係ありません。
当然ながらいそ小判海苔本舗は無期限の営業停止処分となりました。
2000人近くの感染者が出ているわけですからね。営業再開できるとも思えませんし、このまま倒産となる可能性も高いです。
いそ小判海苔本舗の賠償金(慰謝料)はいくら?相場は?
今回の集団食中毒を起こしたいそ小判海苔本舗。
営業停止だけでなく感染者に対しての対応はどのようになるのでしょうか。賠償金や慰謝料についても調べてみました。
現時点での被害状況ですが、
刻みのりが原因でノロウイルスに感染した方は立川市の7つの小学校で1098人、和歌山県御坊市でら800人以上。
原因は片木社長の素手での作業による過失です。
これにより、
被害者には不法行為責任(民法709条)または製造物責任(PL法3条)に該当し、損害の賠償義務が生じます。
また、契約会社に対しても、取決めに違反した債務不履行責任(民法415条)で損害の賠償義務が発生。
つまり、
いそ小判海苔本舗の社長である片木さんは、ノロウイルスに感染した生徒や教員と東海屋に対して慰謝料や賠償金を支払うことになるのではないかと思います。
ただ、食中毒による賠償金について調べてみたものの、相場の金額というのはなく、治療費や薬代、通院費など被害者の症状や状態で異なります。
会社員が食中毒になった場合は会社を休んだ分の金額ももらえるようですが、生徒の場合はお金が発生することはないのでもらえないでしょうね。
感染者が多いうえに東海屋への支払いも考えると数百万から数千万円になるのではないでしょうか。保険の補償があったとしてもかなりの高額になりそうです。
coco
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