はがきが値上がりになったことはご存知でしょうか。
近年、消費税率の上昇と同時に様々なものが値上がりしています。
食品や生活用品をはじめ、私たちの身近にあるものの値段は10年前と比べると大きく違っています。
郵便局などで購入するはがきもそのひとつです。
ひと昔前では、はがき50円、封筒80円が基本だったのに、今では少しずつ値上がりしていて実際に手紙などを出すときに少々戸惑ってしまいます。
更に、2017年6月から新たに一部の郵便物が値上がりしました。
いったい何がどのように値上がりしたのでしょう?
目次
はがきが値上げで現在の金額はいくら?
2017年6月1日、郵便はがき(通常はがき)の料金が値上がりしました。
旧料金52円から新料金62円へと10円も値上がりしてしまったのです。
はがきの料金値上げは2014年に消費税が8%に上がった時以来3年ぶりになります。
はがきの配達数が減少していることで、低迷した郵便事業を立て直すことが目的とされています。
通常はがき以外の年賀はがきなどの料金は52円のまま変わりませんが、
これは12月15日から翌月1月7日までに出される年賀状が対象となっています。
また、はがきの種類にも決まりがあり、
日本郵便が発行する年賀はがきもしくは通常はがきの表面に「年賀」の文字が記載されているものに限ります。
50円はがきは使える?交換する方法は?
手元に52円はがきが残っている場合、2017年の5月31日までなら使用することができました。
現在52円で購入したはがきを使用する場合は、そのはがきにプラス10円の切手を貼ればそのまま投函することができます。
52円はがきを62円はがきに交換したいときは、郵便局の窓口で交換が可能です。
しかし一枚につき5円の手数料が発生するため、結果として15円支払わなければ62円はがきに交換することはできません。
なので、わざわざ交換するメリットはなく、10円の切手を貼って出したほうがお得ですね。
はがきを切手に交換する方法や手数料は?
では、はがきを切手に交換する場合はどうなるのでしょうか?
こちらもはがきの交換と同じく、一枚につき5円の手数料がかかってきます。
52円切手も差額分の切手と一緒に貼って出すことはできます。
でも、切手の柄が気に入っていて購入している場合、近くに別の切手をはるなんて少し残念な気持ちになりますよね?
また、はがきや切手に関わらず現金への交換は行っていません。
手数料を支払いたくない場合は、やはりそのまま差額分の切手を貼って使用するのが無難でしょう。
最近は携帯の普及からか、手紙を出す機会が少なくなってきました。
若い子たちの間では年賀状を書くという習慣がなくなり、全てメールで済ますということも珍しくありません。
今回のはがきの値上がりでますますはがきを出そうという人は少なくなるのではないかと考えられます。
しかしこれらの値上がりの背景には消費税率の上昇や少子化などの私たちの生活に大きく影響することが原因となっています。
2019年には消費税が10%になると言われています。郵便物だけでなく、今後も様々なものが値上がりしていくのでしょうか……
coco
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