ついに公開された20周年記念映画『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』
サトシの定番のセリフであり、アニメ第1話と同じタイトルがつけられている今回の作品ですが、とても深い意味を表しているように感じられます。
20周年を記念した映画ということで、原点に戻り、サトシとピカチュウをはじめとするポケモンたちとの絆と友情の語。
出会いと別れを繰り返し、旅してきたサトシとピカチュウの時間がぎゅーっと1作に詰め込まれています。
目次
ポケモン映画「キミにきめた!」のあらすじは?
最新ポケモン映画『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』が7月15日に公開されました。
今作は20周年記念ということで、サトシとピカチュウの出会いからの物語ということで、予告の時点からかなり期待していた作品です。
伝説のポケモン、ホウオウも登場していますね。
今ポケモンを見ている子供たちは知らないだろう、サトシとピカチュウの出会い。2人が仲良くなるまでのシーンも入っています。
アニメ版はぽっちゃり体型だったピカチュウですが、映画では登場時からスリム。
この頃にはもう仲良しというイメージしかないので、このピカチュウがサトシを毛嫌いしているのは若干違和感を感じます(笑)
そして今回の重要な鍵となるのはホウオウの登場。
ホウオウはアニメでも登場しましたが、映画では虹色の羽を落とし、ラストでは対決することになります。
いわば、サトシVSホウオウの映画といっても過言ではないんです。
それにしても、20年ぶりの出演おめでとう!アニメ1話で登場していながらここまで放置されていたポケモンも珍しい…
【あらすじ】
サトシが10歳を迎え、ポケモントレーナーとして旅立つ日。オーキド博士から最初のポケモンを受け取るはずが寝坊をしてしまい、ピカチュウをパートナーに。
最初はなかなか懐いてくれないピカチュウだが、オニスズメの一件で仲が深まり、サトシとピカチュウは一番の友達に。
そんな中、ホウオウから虹色の羽を受け取る。
旅を続けるサトシはエンテイが現れたという情報を聞き飛び出すが、そこでマコトとソウジに出会う。
ホウオウの伝説を聞き、マコトとソウジとともにホウオウと対決をすることを決意するサトシだが、弱いポケモンを大切にしないクロスとのバトルで自信を喪失してしまう。
キミにきめたの意味が深すぎる!?込められたメッセージとは?
今回のタイトルである『キミにきめた!』はアニメのような「きみにきめた」でもなく、「君にきめた」でもありません。
・サトシからピカチュウへ
・ピカチュウからサトシへ
・ホウオウからサトシへ
私は「キミ」という言葉に三方向の意味が込められているように感じます。
キミにきめた!サトシからピカチュウへ
サトシとピカチュウの絆さいこう⚡ pic.twitter.com/YAWEkjpWCJ
— YURIe (@One_Piece23y) 2017年7月22日
サトシは出会った当初からピカチュウを気に入ります。
御三家であるゼニガメ・ヒトカゲ・フシギダネが他のトレーナーに持っていかれてしまい、残っていたのがピカチュウ。
サトシはピカチュウを一目見てすぐに連れて行くことを決意します。
反抗的なピカチュウに対して、
「俺はキミが好きだよ」
サトシとピカチュウの始まり。まさに「キミにきめた!」瞬間ですね。
映画では珍しくサトシがピカチュウを捨てます(言い過ぎ)
しかし、夢の中でピカチュウがいないことの違和感を感じ、一番の大切な友達であり相棒であることに気づきます。
サトシにとってポケモンは大事な友達ですが、過去も今も未来も一番の相棒はピカチュウなんです。
キミにきめた!ピカチュウからサトシへ
人間嫌いのピカチュウは最初はサトシを嫌っていました。
ベタベタ触るサトシが気に入らなかったのか、人間を信用していなかったのか。
ピカチュウの過去も気になってきますね。
明らかにレベル強いし、(オニスズメ全滅させるレベル)
とりあえずサトシのピカチュウは最初からチートだったことを再確認させられた映画でもあります。
最初はサトシを嫌っていたピカチュウですが、オニスズメに襲われた時に自分をかばったサトシを見て、サトシに懐くようになります。
この2人(1人と一匹)がお互いにかばい守り合うシーンはいつ見てもいいですね。
ピカチュウがサトシを自分のトレーナーと認めたのはこの時です。
キミにきめた!ホウオウからサトシへ
あの頃、ポケモンに熱狂したあなたへ。
20年目の今「サトシとピカチュウの出会い」をもう一度描く理由https://t.co/HcbbCfp5Ty pic.twitter.com/NEOgd8Ac2M
— BuzzFeed Japan (@BuzzFeedJapan) 2017年7月21日
アニメではホウオウの姿を見ただけのサトシですが、映画ではホウオウの虹色の羽を受け取ります。
ここから大きく話は変わっていくんですね。
いや変わったと言えば、サトシが寝坊した時点で大きく話が変わってしまったんですが。
ホウオウが正しい心を持つものとしてサトシを認めたということなので、「キミにきめた」はホウオウからサトシへのメッセージなのかもしれません。
ホウオウに対しては序盤から憧れの情しか抱いてなかったはずだけど、AGくらいまで強かったサトシさんの慢心の自意識過剰特性が出てるあたりしっかり初代って感じする pic.twitter.com/sVhZ4jvgoh
— 氷 (@hekushi) 2017年7月8日
トレーナーがポケモンを選ぶのではなく、ポケモンもトレーナーを選ぶ。
サトシとピカチュウの絆を通して、ポケモンとトレーナーの友情を再確認させられる映画です。
悪役として登場したクロスもルガルガンとの息はあっており、お互いに信用していましたしね。
「キミにきめた」はトレーナーとポケモンが互いにパートナーに伝えたいメッセージを表しているのではないでしょうか。
それしても、映画でのサトシとピカチュウの絆はダイジェスト版。時間がないとはいえ、冒頭に一気に詰め込まれていました。
もちろん後半にもありましたが、もっと見たい!
この映画を見ると無印のアニポケを最初から見たくなります。特に「ピカチュウの森」はサトシとピカチュウの話の中では外せませんよ。
無印時代のポケモンを見るならHuluがおすすめ。かなりたくさん配信されています。
無料期間中なら何度でも観ることができますので、ぜひ覗いてみてくださいね。
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